意味解説
専門家向け解説
1人が1ヶ月働く労働量を1単位(1人月)として、作業に必要な工数を表す尺度。「10人月」は「1人で10ヶ月」または「10人で1ヶ月」相当の労働量を示す。中長期・大規模な案件、特にシステム開発の見積りで多用される単位である。要点は、より短期の人日と単位の桁が異なるだけで、概念は同じこと。落とし穴は、人月見積りが「人を増やせば期間が縮む」という単純な計算で扱われがちな点。実際には、人を追加してもコミュニケーションコストや習熟期間で効率が下がり、期間は単純比例では縮まない(ブルックスの法則)。また、1人月の前提となる稼働日数・時間も組織ごとに異なるため、見積り提示時にはこの前提を明示することが、認識のずれを防ぐ。
クライアント向け説明
1人が1ヶ月働く労力を1単位として、作業量を表す尺度です。「10人月」は「1人で10ヶ月かかる作業」を示します。人を増やせばその分早く終わると考えがちですが、実際には調整の手間などで単純な計算通りには縮まないことが多い点にご留意ください。
監修
庄司美雪
Makoto Koizumi (Zoomin)