技術/開発

URI

ゆーあーるあい

インターネット上のあらゆるリソースを一意に識別するための統一的な記法の総称であり、URLはその代表的なサブセットにあたる。

意味解説

1.あらゆるリソースを「識別する」ための概念

専門家向け解説

URIはUniform Resource Identifierの略で、Web上のリソースを一意に識別するための文字列の総称。URIはURL(Uniform Resource Locator:リソースの場所を示す)とURN(Uniform Resource Name:リソースの名前を示す)を包含する概念であり、その構文規則。 URLが「どこにあるか(場所)」を示すのに対し、URIは「何であるか(識別子)」まで含む広い概念である。API設計やHTTPの仕様書などの技術文書ではURLではなくURIという表記が使われる場面が多く、文脈によって使い分けを意識する必要がある。

クライアント向け説明

Webページやファイルなどをインターネット上で特定するための「住所のような文字列」の総称です。皆さんがブラウザで入力するURLも、このURIの一種にあたります。

2.Web開発・API設計における実務上の使われ方

専門家向け解説

REST APIの設計においては、エンドポイントを指す際に「URIを設計する」という表現が標準的に用いられる。 これは「動詞ではなく名詞でリソースを識別する」という設計思想に基づく。 例えばユーザー削除時に /delete-user という「操作(動詞)」のURLを作るのではなく、 /users/123 という「リソース(名詞)」のURIに対してHTTPメソッドの DELETE を掛け合わせて使用する。URIを「不変の識別子」と捉えると、エンドポイントがシンプルになり、拡張性が高く直感的なAPI設計ができる。 WebディレクターがAPI連携要件を整理する際や、開発チームとの仕様確認の場面では、URLとURIの区別よりも「URIの構造・命名規則が仕様として定義されているか」を確認することが実務上重要になる。また、ページ遷移やリダイレクト設計においてもURIの正規化(末尾スラッシュの統一、大文字小文字の扱いなど)が検索エンジン評価やアクセス解析の精度に影響するため注意が必要である。

クライアント向け説明

システム同士をつなぐAPI連携や、ページのリダイレクト設定を行う際には、このURIの構造を事前に決めておくことが必要です。設計が曖昧なままだと後から修正コストが発生しやすいため、開発初期に確認しておくことをおすすめします。

監修

Makoto Koizumi (Zoomin)

Makoto Koizumi (Zoomin)

庄司美雪

庄司美雪

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