技術/開発

バイナリ

ばいなり

0と1の2値で表されるデータ形式・ファイル形式の総称で、テキスト以外の画像・動画・実行ファイル等を指す文脈と、プログラムのコンパイル済み実行形式を指す文脈で使われる。

意味解説

1.画像・動画・実行ファイルなどテキスト以外のデータ形式

専門家向け解説

コンピュータが扱うデータのうち、テキスト(文字コード)として読み取れない形式のファイルの総称。画像(PNG・JPG等)、動画(MP4等)、音声、PDF、Excelファイルなどが該当する。 Gitなどのバージョン管理ツールはテキストファイルを差分管理することを得意とするが、バイナリファイルは内容の差分を人間が読める形で比較できないため、変更履歴の追跡が困難になる。設計書やデザインデータを二重管理しているプロジェクトでは、どのファイルをGit管理対象とするかをあらかじめ取り決めておく必要がある。 レンタルサーバーへのFTPアップロードなど従来型の運用ではテキストモードとバイナリモードの使い分けが必要で、誤ったモードで転送すると画像が破損することがある。

クライアント向け説明

画像・動画・PDFなど、文字以外の形式で保存されたファイルをバイナリと呼びます。これらはWordなどの文書ファイルと異なり、更新履歴の管理が難しい性質があるため、納品物の管理方法を事前に確認しておくことをおすすめします。

2.ソースコードをコンパイルした実行可能ファイル

専門家向け解説

プログラムのソースコードを、コンピュータが直接実行できる機械語に変換(コンパイル)した成果物を指す。「バイナリを配布する」「バイナリを差し替える」といった表現で使われることが多い。 Webディレクションの文脈では、GoやJavaなどコンパイル型言語を用いた案件において、デプロイ作業や不具合修正時に「バイナリの更新」という言葉でエンジニアから報告を受けることがある。ソースコードを修正しても、再コンパイルしてバイナリに反映させなければ本番環境には反映されない点に注意が必要である。 一方、PHPやPythonなどインタプリタ型の言語ではコンパイル工程を経ずソースコードのまま本番環境に配置されるため、どの形式で本番環境に適用されるかは技術スタックによって異なる。

クライアント向け説明

プログラムを動かせる状態に変換したファイルのことです。「バイナリを更新した」とエンジニアから報告があった場合は、プログラムの修正がサーバーに反映されたことを意味します。画面の変化がなくても内部の処理が変わっていることがあります。

監修

庄司美雪

庄司美雪

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