意味解説
1.色の見え方の違いを超えて、情報を正確に届けるデザイン
専門家向け解説
日本人男性の約5%・女性の約0.2%が何らかの色覚特性を持つとされ、特定の色の組み合わせが識別しにくい場合がある。代表的な特性は、赤と緑を識別しにくい第1・第2色覚(P型・D型)。カラーバリアフリーの基本原則は「色のみで情報を伝えない」こと。具体的には、グラフの系列区別にパターン(斜線・点など)や形状を併用する、エラー状態をアイコンとテキストラベルも合わせて伝える、リンクに下線を付けるといった対応が挙げられる。要点は、コントラスト比の確保(WCAG基準)と、色に依存しない情報設計の両立。落とし穴は、Figmaなどでカラーバリアフリー対応出来ているのかを確認せずにデザインを進め、リリース後に指摘を受けるケースと、「カラーバリアフリーな色を選ぶ」ことに注力しすぎて、色以外の情報伝達手段(形・テキスト)の整備を怠ること。
クライアント向け説明
色の見え方に生まれつき特性のある方でも、情報を正確に受け取れるよう配慮したデザインのことです。たとえば「赤がエラー、緑が正常」という色だけの表現では、赤と緑を識別しにくい方には伝わりません。色に加えてアイコンや文字ラベルを組み合わせることで、より多くの方に情報が届くデザインになります。日本人男性の約20人に1人が何らかの色覚特性を持つとされており、決して少数の話ではありません。
監修
yoneco
Makoto Koizumi (Zoomin)